窓を開けた一瞬のすきに、散歩中に、地震発生時に…大事なかわいい家族が不注意でどこかに行ってしまった。探したけど見つけられなくて困っていませんか?
ペット捜索は意外と難しく時間が経てば経つほどどこに行ったかわかりにくくなってきます。屋外にいる以上、事故に巻き込まれるリスクも高いため、できるだけ早い捜索が重要となります。ペットがいなくなってしまった!どこを探したらよいのでしょうか?
いなくなった場所を中心に捜索します。家から飛び出して迷子になった時は家の周辺を、動物病院へ行く途中で飛び出して迷子になった時は、飛び出した場所の周辺を探しましょう。名前を呼びながら探すと、犬の方が飼い主を見つけてどこからともなく現れてくれるかもしれません。小型犬の場合、人目のつかない場所に隠れている可能性もあります。庭の植え込み、車の下など犬の体が入りそうな場所を注意しながら探してみましょう。普段散歩でよく行く場所や公園にも行ってみましょう。夏場にいなくなった場合は涼しい場所、冬場にいなくなった場合は暖かい場所を探すと見つかる確率が上がります。犬を探すときは大好きなおやつ、リードと首輪を持ち歩きます。夜の捜索には懐中電灯も必要になるでしょう。
完全室内飼いの猫の場合は、いなくなった場所を中心に捜索します。家から飛び出して迷子になった時は家の周辺を、動物病院へ行く途中で飛び出して迷子になった時は、飛び出した場所の周辺を探しましょう。迷子猫が失踪場所から50m以内で発見される割合は50%というデータがあります。まずは猫がいなくなった場所から半径50mのエリアを重点的に探しましょう。外飼い猫の場合は行動範囲が約3倍~5倍になることがありますので捜索範囲を広げる必要があります。夏場にいなくなった場合は涼しい場所、冬場にいなくなった場合は暖かい場所を探すと見つかる確率が上がります。また、猫がすきなおやつやまたたび、おもちゃなどを持っていけば見つけた時に誘い出しやすくなります。
近所を探してすぐ見つからないようであれば、各行政機関に連絡しましょう。
・動物管理センター
・保健所
・警察…ペットが行方不明になった場合、法律では「遺失物」となります。保護された場合に情報が入ることがあるので連絡しましょう。
・市役所・区役所…ペットの交通事故に関して問い合わせをします。
・近くの動物病院…保護されて動物病院に運ばれることがあります。
連絡が済んだらチラシを作ります。
・タイトル…「探しています」や「迷子猫」などわかりやすく大きい文字で。
・失踪場所…行方不明になった日時や場所、状況なども記載しましょう。
・写真…できるだけ大きいものを載せる。特徴がわかる写真など。
・特徴…ペットの毛色や大きさ、首輪の有無がわかるものを記載する。
・連絡先…防犯の関係上、住所は不要です。明記する名前も仮名で問題ありません。電話は携帯電話の番号にしておくと外出先でもすぐ連絡を受けることができるでしょう。
・印刷…B5またはA4サイズだと貼ったり配ったりしやすいです。枚数は多ければ多いほど良いですが、目安としてまずは500枚~1000枚くらい用意しましょう。